日記とか落書きとか感謝のレスとか・・・
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あああお金稼ぐって大変ね…。
いや私はかなりわりのいい仕事してるはずなんですがね。
眠くて眠くてしゃあないです。
某じゃんぷ漫画のセリフを借りたら
社会にでたくねぇー。
この漫画が何か分かった方…いると嬉しいな(笑)
さてまぁそんな訳でちょっとレスはすみませんが明日に;;
それか明後日か明後日か明後日か…(明後日が有力らしい)
すごく嬉しいコメントやら、マジで!!もしやあなたは!!なコメントまでいっぱいありがとうございます(涙)
うん。これ見るために生きてます、私^^
レスの代わりというか素敵なものというか…
獅音さんに小噺書いて頂きました♪
今の拍手のお話!ひつじがやー^^
自分の絵を小説にして貰えるとか嬉しすぎ!!
是非読んでください!
あの拍手絵が深いものになります(笑)
てか遊びで市丸に白衣着せた自分があほに見えました…。
でも獅音しゃんが素敵にしてくれたからよし!!!
いや私はかなりわりのいい仕事してるはずなんですがね。
眠くて眠くてしゃあないです。
某じゃんぷ漫画のセリフを借りたら
社会にでたくねぇー。
この漫画が何か分かった方…いると嬉しいな(笑)
さてまぁそんな訳でちょっとレスはすみませんが明日に;;
それか明後日か明後日か明後日か…(明後日が有力らしい)
すごく嬉しいコメントやら、マジで!!もしやあなたは!!なコメントまでいっぱいありがとうございます(涙)
うん。これ見るために生きてます、私^^
レスの代わりというか素敵なものというか…
獅音さんに小噺書いて頂きました♪
今の拍手のお話!ひつじがやー^^
自分の絵を小説にして貰えるとか嬉しすぎ!!
是非読んでください!
あの拍手絵が深いものになります(笑)
てか遊びで市丸に白衣着せた自分があほに見えました…。
でも獅音しゃんが素敵にしてくれたからよし!!!
***
さわさわと風が芝生を撫でる。
「ええ天気」
雑草を抜く手を休めて高い空を見上げた市丸はまぶしそうな顔。
手にした小さな小石を脇のカゴの中に放り込むと折り曲げていた膝と腰を伸ばして立ち上がった。
しばらく同じ体勢で固まっていた背中がパキパキと鳴る。
と、そのもう少し下、腿のあたりの服がくいっとひっぱられた。
「ん?」
見れば数日前に毛刈りを終えたひつじがやのシロがもの言いたげな目をして市丸の服を引っ張っていた。
「どした?シロ」
伸ばした膝を折ってシロの目線に合わせてやると、今度は市丸の袖をくいくいとひっぱってくる。
少し考えた市丸。シロの頭に手を乗せて優しく撫でてやった。
「遊んでほしいん?」
ふるふる、と首を横に振るシロ。
「わかった、おなかすいたんやろ?」
ふるふる、
「これも違うんか。ほんなら、眠いん?」
ふるふるふる、
「んー……ん?」
そこでやっとシロの様子がおかしい、と気づいた。
毛刈りは済んだばかり。短くなった毛はもこもこしている時よりもゴミがつきにくいはず。なのにシロの身体には枯れ草や土やらがくっついてる。
そうでなくてもわりときれい好きな子のはずなのに、とよくよく見ればいつもならぱたぱたと元気に動く耳がうなだれているようにおとなしい。
しっぽもいつになくしおれてるようで、市丸は軽く眉を寄せた。
「シロ、」
なおも袖をひっぱるひつじがやの名前を口にするとシロの身体についた葉っぱや泥を払いながら続けた。
「クロ、おらへんの?」
途端にそれまで泣き出しそうだったシロがぱああ、と顔を輝かせるとぶんぶんと首を縦に振った。
クロもシロも市丸の大切なひつじがやで、2匹とも市丸によく懐いているけれど同族にはかなわないのだろうか、シロもクロもたまに市丸がやきもちを妬くくらい仲がいい。
その片割れを探すのにあちこち探し回ったのだろう。人一倍…いや、ひつじがや一倍きれい好きの子がこんなになるまで探しているのだから。
自分の姿が見えなくなっても2人は同じように探してくれるのだろうか、と不毛な想いをしまい込むと立ち上がってシロに笑いかけた。
「クロ、探しに行こか。シロもおいで」
言われなくてもシロは市丸についていく気はもとからあった。自分たちのことを誰よりもわかってくれている市丸はシロやクロが知りたくてたまらないことや、ほしくてしかたのないことを全部知っていたし、クロやシロがどんなに上手に隠れても簡単に見つかってしまった。
だからきっと、今度も見つけてくれるはず。
ずっと前に見せてもらった絵本の魔法使いみたいに。
さくさくと芝生を踏み鳴らして歩く白い長靴の後を追いかけるようについていくと、牧場の端っこにある小さな物置き小屋についた2人。
でも、この中もシロは探していたからいないはずだけど。
そっと市丸を見上げるとあたりを見回している。シロも同じようにきょろきょろしてみるけれど、あたりは芝生ばっかり。
その時、小屋の壁をぐるりと歩いていた市丸の長靴がぴたりと止まった。
「シロ」
呼ばれて振り向く。
「クロ、おったよ」
あれだけシロが探しても探しても見つけられなかったクロが小屋の裏のすみっこで膝を抱えてちんまりと座り込んでいた。
ててて、
近づいてクロの横にぺたんと座ると、閉じていたクロの目が静かに開けられた。
「クロ」
市丸が呼ぶと、その目が市丸とシロとを交互に見上げると困ったように笑う。
シロの前足がクロの肩を触った。
市丸の手のひらがクロの頭をなでた。
「こないなとこにおったらよけい悪うなるから、帰ろ?」
きっと毛刈りの後に浴びたシャワーという名の遊びが原因だろう。
ほんのり潤んだ目と浅い息づかいで風邪気味だと判断した市丸が優しく声をかけた。
シロもクロが見つかった嬉しさでクロの首に前足を回してきゅっと抱きしめた。
少しだけ早いどきどきが伝わってきて、クロの耳にすりすりと顔をすり寄せる。
クロもそれに応えるようにことん、とシロの肩にもたれかかった。
すると、どこから持ってきたのかピンクの毛布が2人にかけられた。
見上げると魔法使いは白衣を着たお医者さんになっていた。
「ほな、帰ろか」
土の匂いのする長い腕が2人を包んだ毛布ごとを包むと、クロもシロも甘えるように市丸の胸に身体をすり寄せた。
さあ、元気になろう。
風はさわさわと、3人を優しく包んでいた。
****
さわさわと風が芝生を撫でる。
「ええ天気」
雑草を抜く手を休めて高い空を見上げた市丸はまぶしそうな顔。
手にした小さな小石を脇のカゴの中に放り込むと折り曲げていた膝と腰を伸ばして立ち上がった。
しばらく同じ体勢で固まっていた背中がパキパキと鳴る。
と、そのもう少し下、腿のあたりの服がくいっとひっぱられた。
「ん?」
見れば数日前に毛刈りを終えたひつじがやのシロがもの言いたげな目をして市丸の服を引っ張っていた。
「どした?シロ」
伸ばした膝を折ってシロの目線に合わせてやると、今度は市丸の袖をくいくいとひっぱってくる。
少し考えた市丸。シロの頭に手を乗せて優しく撫でてやった。
「遊んでほしいん?」
ふるふる、と首を横に振るシロ。
「わかった、おなかすいたんやろ?」
ふるふる、
「これも違うんか。ほんなら、眠いん?」
ふるふるふる、
「んー……ん?」
そこでやっとシロの様子がおかしい、と気づいた。
毛刈りは済んだばかり。短くなった毛はもこもこしている時よりもゴミがつきにくいはず。なのにシロの身体には枯れ草や土やらがくっついてる。
そうでなくてもわりときれい好きな子のはずなのに、とよくよく見ればいつもならぱたぱたと元気に動く耳がうなだれているようにおとなしい。
しっぽもいつになくしおれてるようで、市丸は軽く眉を寄せた。
「シロ、」
なおも袖をひっぱるひつじがやの名前を口にするとシロの身体についた葉っぱや泥を払いながら続けた。
「クロ、おらへんの?」
途端にそれまで泣き出しそうだったシロがぱああ、と顔を輝かせるとぶんぶんと首を縦に振った。
クロもシロも市丸の大切なひつじがやで、2匹とも市丸によく懐いているけれど同族にはかなわないのだろうか、シロもクロもたまに市丸がやきもちを妬くくらい仲がいい。
その片割れを探すのにあちこち探し回ったのだろう。人一倍…いや、ひつじがや一倍きれい好きの子がこんなになるまで探しているのだから。
自分の姿が見えなくなっても2人は同じように探してくれるのだろうか、と不毛な想いをしまい込むと立ち上がってシロに笑いかけた。
「クロ、探しに行こか。シロもおいで」
言われなくてもシロは市丸についていく気はもとからあった。自分たちのことを誰よりもわかってくれている市丸はシロやクロが知りたくてたまらないことや、ほしくてしかたのないことを全部知っていたし、クロやシロがどんなに上手に隠れても簡単に見つかってしまった。
だからきっと、今度も見つけてくれるはず。
ずっと前に見せてもらった絵本の魔法使いみたいに。
さくさくと芝生を踏み鳴らして歩く白い長靴の後を追いかけるようについていくと、牧場の端っこにある小さな物置き小屋についた2人。
でも、この中もシロは探していたからいないはずだけど。
そっと市丸を見上げるとあたりを見回している。シロも同じようにきょろきょろしてみるけれど、あたりは芝生ばっかり。
その時、小屋の壁をぐるりと歩いていた市丸の長靴がぴたりと止まった。
「シロ」
呼ばれて振り向く。
「クロ、おったよ」
あれだけシロが探しても探しても見つけられなかったクロが小屋の裏のすみっこで膝を抱えてちんまりと座り込んでいた。
ててて、
近づいてクロの横にぺたんと座ると、閉じていたクロの目が静かに開けられた。
「クロ」
市丸が呼ぶと、その目が市丸とシロとを交互に見上げると困ったように笑う。
シロの前足がクロの肩を触った。
市丸の手のひらがクロの頭をなでた。
「こないなとこにおったらよけい悪うなるから、帰ろ?」
きっと毛刈りの後に浴びたシャワーという名の遊びが原因だろう。
ほんのり潤んだ目と浅い息づかいで風邪気味だと判断した市丸が優しく声をかけた。
シロもクロが見つかった嬉しさでクロの首に前足を回してきゅっと抱きしめた。
少しだけ早いどきどきが伝わってきて、クロの耳にすりすりと顔をすり寄せる。
クロもそれに応えるようにことん、とシロの肩にもたれかかった。
すると、どこから持ってきたのかピンクの毛布が2人にかけられた。
見上げると魔法使いは白衣を着たお医者さんになっていた。
「ほな、帰ろか」
土の匂いのする長い腕が2人を包んだ毛布ごとを包むと、クロもシロも甘えるように市丸の胸に身体をすり寄せた。
さあ、元気になろう。
風はさわさわと、3人を優しく包んでいた。
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